イタリア、ヴェネト州の地方紙（Corriere del Veneto）の2008年4月１日版に写真が載りました。
ヴェネトの世界遺産の建築物をレースで巡るという記事ですが、残念ながらこのイベントに参加するわけではありません。
（4月1日の新聞だから、エイプリルフールじゃないか？って。笑）
|
紙面中央の記事です。
赤のジアル・タラスキー７５０。
|
|
得意（？）のイタリア語で意訳してみると・・・
ヴェネト州の300マイル・レース
パッラーディオ様式の邸宅が造られた時代のクラシックカー
10月10日〜12日の間、ヴェネト州のパドヴァ市とトレビーソ市で「300マイル・レース」が開催される。このレースで、パッラーディオ様式の邸宅群は、建てられた当時に走っていたクラシックカーに再会することになる。
これはただの自動車レースではなく、クラシックカーの楽しみを広めるイベントでもある。（www.300migliavillevenete.iを参照)
全世界からドライバーや旅行者が集まってきて、ヴェネト州の風土、文化、芸術、そして食べ物を楽しむのだ。
ヴェネト州の邸宅群の中には個人所有されているものもあり、そのオーナーたちはレースの参加者を歓迎するだろう。参加者は、美味なるヴェネト料理を大いに堪能した後で、パッラーディオ様式のすばらしき邸宅群の間を縫うようにしてドライブを楽しむのである。
駈け足で楽しむには、45の公式な邸宅群を巡ればよい。とくに、パドヴァ市にある有名な邸宅12個は、ヴェネト州でもっとも美しいと言われている。
レース（イベント）は、パドヴァ市にある「プラート・デッラ・ヴァッレ広場（美しい芝地の意）」から始まり、またここに戻ってきて終わる。
クラシックカーのドライバーたち100名は、パドヴァ市で「サグレード館」に寄ってコンセルヴェ村へ向かう。次に「リスピダ城」を訪れてモンタニャーナ村に至る。
そして、レースのコースはさらに有名な建物へと続く。ヴェデラーゴ区のカーヴァサグラ村にある「コーナー館」の近くを通って、チゾン・ディ・ヴァルマリーノ村にある「ブランド城」のある山を登り、「マゼール館」に向かうのである。
（訳注：パッラーディオとはヴィチェンツァで活躍し、数多くの建築作品を残した偉大な建築家「アンドレア・パッラーディオ」(1508〜1580)の事。パッラーディオ様式の邸宅群は、ユネスコの世界遺産に登録されている。なお、今年2008年はパッラーディオ生誕500年にあたり、記念イベントが多く開催される）
|
|
